図景・安積・久留米エリアのトレーニングジム 郡山市　ボクシングジム

究極の基本というボクシングの書き物をみました。

筆者はこう書いています。

「基本をしっかり教えていますが、どうしても教えたことと試合で出るものが乖離している」

「だからこそ基本に立ち返り」

これね。。。

塩・コショウ・出汁はしっかり入れていますが、どうしても美味しいと言って貰えません。

だからこそ塩・コショウ・出汁の基本に立ち返ります。

いやいや、その人はそもそも塩コショウ出汁が嫌いなんだよ。

なんでかって？？その人は外国人で味付けへの基本そのものの概念が違いますから、そもそも基本が間違ってるということですよと。


これがエンジョイボクシングと一般的なボクシングとのあいだにある違いです。


なんで１＋１＝２にならず、１＋１＝ー５になるような式に立ち返るのか？

１＋１＝ー５になるなら１が１じゃないってことなんか考えなくてもわかるじゃないかと。

私ここがスポコン野郎の嫌いなところでして、基本が大事を鵜呑みにするのですね。

１ミリも理解できませんのよ。


皆様はどう思われますか？




さて短いのでもう１つ。

本日、後藤さんと話したら後藤さんが言いました。

「練習をしたり走ったりして脈拍を計ったりしてるけどもっとやることがあるだろう」

「あくまでも補助練習です」

それを聞いたヤッチは私の顔の様子を伺っておりましたｗ

私はそれを周辺視野に入れた瞬間に「うわ～これはブログに来ておかないと勘違いするやつぅ～」と思いましてねｗｗ

何故か？？

私はヤッチの体力が有るかどうかを脈拍を目安に見るからです。

いつぞやのブログにも書きましたが１５００Mを何分で走り心拍数が何回で、前回はどうだったか？今回は向上しているか？

これをみれば基礎体力がどうかを見れるのですね。

そこをヤッチは「心拍数の練習はコーチもやってた！否定されてるぞ！なんて言うんだコーチは？」の感じでしたのよねｗ


そこについてはね、私的には基礎体力がどれだけついているのか？を見るための一番手っ取り早い方法と考えていますので、別に後藤さんに否定されたとも思ってはいないのですよ。

１ヶ月に何百万発と打つミットコードだけを加味しても、１ヶ月に１回１５００Mを走りデータを取るくらいメイン練習でもなければ補助以外何物でもないわけですから。


でね、これは遡ること３日前、後藤さんと心拍数トレーニングの話になって盛り上がったのですよ。

私も心拍数トレーニング否定派としてですｗ

というのも？？

昔、元世界チャンピオンのところに遠征に行き、トレーニングDVDを貰ったことが有りました。

ヤッチも貰ってるはず。

そのDVD​には血中酸素濃度を計りながらロードワークをして、心拍数を計りながら科学的トレーニングをしていますよと。

それでも、オーバーワークになってしまい思うように練習が出来なくなりました→それでも走り続けます。

なんで？

・試合になったときに、あの時に走っておけば良かったという後悔を少しも残したくないからと言っていましてね。。。

私はこれを死ぬほど意味不明と感じたのですよ。

・試合に残したくないのは疲労であれよ。

オーバーワークにならないために、気合いが勝ってしまえば自分の体の感覚だけでは気づけない疲労度を見るために、嘘を付けない数字・・・心拍数でやっているのに？？

嘘を付けない心拍数を結局は気合いでなんとかするなら、血中酸素濃度も心拍数も科学的トレーニングも要らなくね？？

結局のところ、心拍数や血中酸素濃度を計ってるだけで科学的トレーニングをやっていると勘違いしてるだけじゃんよと。


こんなこともありました。

昔の世界戦の煽り映像で見たものですが、心拍計を付けながらやる練習は？？

これも結局は追い込むだけ追い込んでいるに過ぎないというものでした。

追い込むだけなら全力でやれの一言で良いのですよ。


特にボクシングは連打になれば脈拍は一気に上がりますし、緩やかな場面もあります。

ですから人によってこの脈拍数帯は得意不得意もありますし、どこを強化するのか次第では脈拍をあえて抑えることも必要になるのですね。

それを上げれば上げるだけ良い。という誤ったトレーニングをしてしまうわけですから意味が解らんのですよ。

そういう意味では否定派です。


というわけで、その辺の後藤さんが言う心拍への否定のことは一緒くたにせず勘違いするなよ～の記事でござんした(^^)