ヤッチが身銭を切るようになってきた話。
最近、ヤッチが飯代をサッと出してくれるようになりました。
ブログで口を酸っぱくして書いていたり、それを実行してみることで『やる側の気持ち』を実体験として裏側を知ることが出来たり、ヤッチなりに考え感じ、そうしているのがわかるので素直に甘えるようにしています。
裏側を知ったとき・・・この段階が来たら書こうと思っていた話ですが、私・ヤッチ・後藤さんで揉めるとしたらヤッチというのはこれまで何度か書いてきました。
もう1つの揉めポイントはお金面についてです。
ここはわかり合ってないことと&最初の取り決めをミスれば終わることだと思っていましてね?
最初の取り決めについては、後藤さんを交えて話していこうと思います。
・・・身銭を切らない人って居ますよね。
私はこういうタイプの人は必ずどこかで頭打ちすると確信しています。
利己的過ぎて相手にされなくなるのが目に見えてわかり切っているからです。
・絶対に奢らない
・絶対にお金の掛かることはしない
・絶対に車を出さない
・絶対に自分の分しか持ってこない
・絶対にジュース1本もお返しが出来ない
・絶対に自分はタダで貰うのに自分は売る
こういう人の特徴って、奢るよ&あげるよと言ったから奢られたり貰っただけ・自分はそれに乗っかっただけ それだけの話という額面通りにしか感じていないので、お返しや何故そうしたのか?という気持ちの裏側を汲むことが出来ないのですよ。
一方で、見返りを求めない気持ちなんかがもてはやされますし、仏陀なんかを読めばそれが良いことと書いてありますが…
お釈迦さますみません。そこだけは実生活において絶対にそれは有り得ないと断言します。
例えば、義理チョコを渡して→本命チョコで返ってきたら「は?別にお前の本命チョコなんか要らんし」となりますが、それは本命チョコという見返りを期待していないからです。
なので、本命チョコを貰って少しでも嬉しいのであれば、少なからず期待はしていたということになります。
見返りを求めていないとは口では言っていても、お返しをされたら皆喜ぶということは??見返りありき→それがリアルでの答えです。
よくよく見渡せば実生活では人はそこで判断されてますし、それでしかなかったりするのが普通ですのよ。
お互い様が基本です。
私、ヤッチの反抗期の時に「それは善意だから」というワードを言いながら何もしないのを見ていて残念な気持ちになったことがありましてね。
お互い様とはかけ離れてるじゃんよと。
善意だと思うなら善意を返すのか回すのが普通じゃんよと。
体裁上、善意を返している姿は見てきましたけども、誰かから『ヤッチくんが◯◯って言いながら、◯◯してくれましたよ』というような善意の回しなんかは聞いたこともありませんでしたし、見たこともありませんでした。
こうなると、この人にやっても善意はストップするな。。。で見限られますのでね。
ヤッチの思う善意が「相手が良かれと思ってやってきたことで自分は頼んでないこと」という認識なのだなと。
本当にそう思っているのだとしたら、善意に胡坐をかいていることになんで気づかんかね?と。
頑張ります!試合でしか返せません!感謝しかありません!試合で魅せます!
いやいや、、、試合じゃなくても出来ることなんかいくらでもあるんだからやれよ!
試合でしか魅せられない!なんてその他大勢の格闘家と同じようなことを言うようになったか、、、並のボクサーかよ!この程度の感性でなんで上が目指せる?と。
言葉ではアレやりたいコレやりたいと言っていても、行動に移さない人がゴマンと居るという状況を見て、言葉には意味が無いとわかっているヤッチが何故に自分の言葉にだけは意味があると勘違いしてしまうのか?
段々と一般格闘家の常識というか、その他大勢がやっていることをやって、それで済んで感謝した気になって、怪我してるから今は何も返せないから何も出来ないと思い込んで→そういう姿と比例して→私にだけ「ヤッチくんを応援してるんじゃなくてコーチを応援しています。ヤッチくんが気づいてくれると良いですね」という人が増えていることが「今はただの反抗期だけどヤッチは本当はそんな子じゃないんだ」と、ヤッチにも理解されない&私の応援者からもヤッチが応援されないことが凄く寂しかったですし物悲しかったのですね。
全日本の試合前、私はヤッチの激励金募集のブログを書いたときがありましてね。
約8万円だったかな?集まりました。
当時、ヤッチは千葉に住んでいましたので、ヤッチを知らない会員様のためにヤッチと私の関係性やこれまでの歩みを20コくらいの記事にして、少しでも応援してくれる人が増えるようにと段階を踏んだのですね。
「ヤッチ君は知らないけど、コーチの夢を応援したいです」
そう言われて、私がチョロマカスかも知れないなんて一切思っていないんだなとわかるくらい、純粋な気持ちで託されたお金でした。
たまに疑う人が居ますのでね。
1週間の交通費や食事代、泊まり込みもあるので、8万円の3割を経費として充てて残りをヤッチに「ジムの皆から」と渡したのですよ。
私が経費を引いてヤッチに渡した際「あぁ俺にくれたお金なのに…」と呟いた瞬間、私が一瞬で表情を変えたことを察知して誤魔化すように「コーチが集めてくれたお金なので」と言っておりましたが…
その一言で、私だからとかではなく一般的に大人が無償で1週間も滞在すること・ヤッチを知ってもらうためにしてきたこと、それを見て8万円も集まることが普通じゃない感謝すべきこと、会員様の気持ちを軽んじていることに値すること だと理解していないのだなと。
これがヤッチにとって「誤った善意」が加速するキッカケを作ってしまったと思い、それからは激励金を集めませんでした。
→俺は頑張ってて、コーチが来るって言ったから来ていて、コーチが激励金集めたから皆がポンと出してくれたお金としか感じることが出来ていないんだなと分かってしまいましてね。
利己的な奴は必ず頭打ちする。きれいにそうなってしまいました。
今ならその発言のヤバサや、なるべくしてなった、負けるべくして負けたと感じ取ることが出来ると思うので書いております。
さて、これからプロ加盟したら私もヤッチも後藤さんも「仕事」でお金の絡む関係になります。
ヤッチは特に表舞台に立つ主役なので結果を出せば出すほど、お金が増えますし、地に足が付いていればくだらないと判断できるけれど、浮かれていれば魅力的に見えてしまう世界も必ず出てきます。
ヤッチに肝に銘じておいて欲しいなと思うことはただ一つ。
裏でどれだけの時間・労力・お金・人という全てはヤッチに対する想いに繋がってくる部分で物事が動いているということを忘れ、お金に目が眩んだ瞬間に崩壊するからな!です。
私は爬虫類のMさんに呆れられていますけども今はごめんなさい言うことは聞けません、Mさんの言うことは100%正しいこともわかっています。だけど自分自身の人生はここで決めると思っているくらい大勝負に出ますし、後藤さんも人生を賭けて大勝負に出てきます。
無いとは思いますが、その状況でヤッチの考えが至らないばっかりにお金のことで自己中心的な利に走ったり発言を一言でも言えば、ヤッチが重きを置くことの本質が一瞬でわかってしまうので、そりゃ崩壊しか無いですわな。ということでっせ。
…これは後出しジャンケンじゃなくて、今だからこそ入る話です。
今はまだ走り出す前だから器を拡げて頭打ちしないようにしておきましょね(^^)