2024.09.27
提供
あるグローブ提供者から試合動画が送られてきました。
律儀だなと思いつつ、試合どうこうを言えば見るに値しないものなのですね。
なんの勉強にもならなければ胸が熱くなるなんて皆無です。
ペロペロになった試合で、お客様が「ペロペロになっても前に向かう姿で・・・」のような感じで必死に応援しています。
客も客だと。
フォロワー数だけをドライに見ているのに、こんな試合を観ると提供も辞めようかなと思いますww
試合前の煽り映像では→最初からバチバチの打ち合いをします!喜んでいただける試合にします。
↑これのなにがいけないかは後程。
セコンドは打ち合え、前に出ろの一点張り。
不思議だなと思うのは、打ち合えというセコンドでして、打ち合えば勝てる前提なのが凄いなと思うところです。
自分の選手がやられる可能性を考えることはまるでなし、もちろん、打ち合いに出て打ち負かせればOKというのはわかるけれど??
上手くいけばね?という前提が付きますし、負ける可能性もあるわけなのですね。
更に、展開を変えろ!!!という指示。
打ち合ってる結果がコノ展開なのに、指示は打ち合えってバカなの??です。
バチバチの打ち合いの何がいけないか??
例えば、剣道の試合でバチバチだったらどうなるのか??
開始早々→メンメンメンメンメンメンメンメンメンメーーーーーーーーン!!!!!!!
なにが面白いの??
竹刀を持ってたたき合うスポーツだから、メンメンメンメンメンでも良いじゃないかと言うのかね??
それのどこが剣道だと。
例えば、マラソンのレースで最初からバチバチにかっとばしますならどうなるのか??
ヨーイ!ドン!!タタタタタタタタタタタタタタタで100M12秒ペースでいきます!!!!!!
どこがマラソンなの?
走ってることには変わりないからこれもマラソンだ!これが俺のスタイルだと言うのかいと。
それのどこがマラソンだと。
Boxingなんか殴り合う競技なのだから、バチバチに打ち合えば良いんだ!それが俺のスタイルだ!ですかいと。
Boxingが殴り合いの延長線上にあるものと捉えている限り、殴らせない技術の競い合いということには気づけないんだと思います。
それのどこがボクシングだと。
打ち合いの中で結果を出せる選手は距離こそ近いけれど、抜群のディフェンス能力がありますのよ。
サンドバッグ打ちなんか、どこの選手も似たような打ち方しかしてないんです。
そういう意味では攻撃力だけで言ったらほぼ同じという中で何が分かれ道になるのか??
ディフェンスよねとソレだけの話です。
が、ガード上げておけだけがディフェンスの一般的な意識ですので、今回の動画の展開に終始するんだろうなと。
もう提供はしないことにしました。

いいね!

いいね!
4