2024.06.25
ボクシングのスタミナ
ボクシングはスタミナだ!!!
なんぼほどの人がコレを言って来たことかですが、コレに終止符を打つべく私的な仮説を立ててヤッチとやっていく試みをしております。
私的には、全てにおいて凌駕していこうと思っております。
まず一般的に言われていることを列挙すると??
・走りまくれ(根性論)
・10キロは走れ(根拠がない)
・1時間は走れ(根拠がない)
・走ってりゃ間違いない(話す余地もない)
↑こんな感じがボクシングの一般論と化しています。
最近になり、こんなことも言われるようになりました。
・ボクシングのスタミナはボクシングでしかつかない
・Gさんは相対性だと。
というこの3つの論争がボクサー同士・コーチ同士・ボクサー&コーチ同士の争いの種になっておりますのよ。
ただ、私はすべてにおいて中立のまた別のことを思っておりまして、それが何かというと??
1・水泳時代、水泳しかしていないのに校内やシティマラソンなどの市レベルの大会でほぼほぼ1位しか取ったことがないので、スタミナに互換性はあることを実感している。
2・その一方、水泳で1500Mの選手だった私→スタミナが多い=タイムが速いであるはず→持ちタイムが速い人が必ずしも勝つ訳ではないこと→その要因がメンタルだったということも感じており、相対性の意味も良く分かる。
3・水泳時代、水中以外のトレーニング(浮力ではなく重力)トレーニングを取り入れて、水泳での効果を実感したことも大いにある。
もちろん、水泳に似たような動作や筋力やスタミナが付いたことが競技力に繋がったと言えば納得できないことも無いですが、これだけは確実に全てにおいての共通点だよねという確証はなんなのか??
ということを考えておったんですね。
事実として実践レベルで見ていくとヤッチの中に明らかにこの展開になるとガクんと落ちるという場面は存在するわけです。
これを解明してくれそうだなというものが心拍数ですが、持久力・筋持久力・筋力等、各心拍帯でヤッチが弱いところにフォーカスしてやってみようというようにしていきます。
メイウェザーの練習をしてみて思うことというのは、スキルもお化けだけれども??スタミナもお化けだということです。
5時間も練習して夜中の二時に走りに行ったりという逸話もあるほどなのですよ。
そして、もう一つ付け加えたいものがあります。
感情も必ず付帯させて心拍数を計測するということです。
これは私が失敗した!口を酸っぱくして言えば良かった!と反省した部分ですが…
試合前、私はヤッチに「自分が下がらせられている展開」「自分が前に出ている展開」によって、下がりながらの練習なのか?前に出ながらの練習なのか?これをイメージしてと言いましたが、その頃は関係性がグチャグチャでしたので、まーーーーやらんやらんww
「もう負けたほうが早い」と匙を投げたのですね。
ヤッチは私に「自分の中でストーリーは出来てるんで」と、自分がどう当てるか?劣勢の場合は?の部分の心拍数と展開が無いようなシャドーを作っていったのですね。
ハマれば勝てる けど、ハマらなければ何もできないだろう・・・のような感じです。
スタミナが相対性であることも確定である(心と繋がっている)ならば、劣勢展開の感情と心拍数はセットでなければいけません。
心拍数が単純に高ければ一発目に「キツイ」とネガティブに感じ、ネガティブを感じることは試合(土壇場)では勝負の分かれ目はココになるというところなので、相対性が崩されそうになった場合の劣勢展開やメンタルを練習段階で疑似体験しておくということが目的です。
ヤッチくんをお化けのように強くします(^^)/
いいね!
いいね!
7