郡山の秋！今年も書店＆ブックカフェ特集がうごきます📚【ぐるっと郡山スタッフオススメの本】 | 書店＆カフェ特集｜郡山の本屋・古本屋・ブックカフェ

みなさんこんにちは！

ようやく夏の気配がなくなり、すっかり秋の気候となりましたね🍁

季節に富んだ日本ですが、夏の終わるときのさみしさや名残惜しさは、他の季節にないものだと思います。
そしてそこから続く秋は、ほんの少しの風穴みたいなものを抱えた季節。

そんな少しの余白を埋めるために、人は秋を豊かにしようと動くのではないでしょうか。
文化に触れたり、レジャーを楽しんだり、美味しいものを食べたりね。「食欲の春」とか、「芸術の冬」とかいわないですもんね。

ぐるっと郡山では昨年から秋の特集として、「書店＆カフェ特集」を組んでいます📚！
そう、「読書の秋」というものです。

今年もよき季節になりましたので、市内の書店さんや本を楽しめるカフェさんにご協力いただき、特集を動かしていくことになりました。

この特集の準備をすると毎年思うこと。本離れ、紙離れと叫ばれますが、本が好きな人は意外と多い！
「あまり読む時間はないけど好き」「積読がたまっているけど買ってしまう」
本は読むためのもの、と思いがちですが、ひとつの物質としての魅力がきっとあるんでしょうね。
今年もたくさんの本好きの方とお話させていただきました。そしてこの特集が、本好きの市民のみなさまに届きますように！

このニュース配信スペースでは、週に2～3回を目安に、市内の本にまつわるお仕事をされている方々からの『おすすめの本』を紹介していきます。
「本との出会いの場」として、親しんでもらえれば幸いです。


本日は初回なので、ぐるっと郡山の本好き営業スタッフより、おすすめの一冊をご紹介📚

 


サンテグジュペリによる不朽の名作「星の王子さま」。
作家ありパイロットでもあった筆者が、生前最後に発表した作品です。
1943年にフランス語で出版されて以来、世界200か国語以上で翻訳され、世界中で愛されています。

日本では内藤濯の翻訳本が愛されて来ていましたが、こちらは池澤夏樹による新訳本です。

小さなころに読んだことがある、という方も多いであろう本書。
叙情的な表現が特徴的で、大人になってから読むと新しい言葉との出会いが楽しめます。
旧訳と新訳の読み比べも楽しいです！

子どもから大人まで読みやすい本なので、普段あまり読書をしないという方も、ぜひ気軽な気持ちで読んでみてください♪